東京展

明治三陸大海嘯の実態

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明治三陸大海嘯の実態

リアス・アーク美術館

東日本大震災の被害から修繕工事を経て、2012年7月28日に一部開館したリアス・アーク美術館で、平成18年に開催された特別展「描かれた惨状〜風俗画に見る三陸大海嘯(だいかいしょう)の実態〜」から20点の報道画を紹介します。

〜その日は、旧暦5月5日、端午の節句。家族が集い、幸せな時間を過ごしていた。朝から小さな地震が繰り返し起こっていたが、夜になり、海から大砲のような音が鳴り響いた。次の瞬間、全てが海に飲み込まれてしまった。〜 明治29年(1896)、三陸地方を襲った大津波。数字では伝えられない、写真では表現できない現実を当時の風俗画報がものがたります。津波常習地帯として幾度となく津波被害を経験してきた三陸地方沿岸部で、海と共に生きていくということの意味をもう一度深く考えます。

リアス・アーク美術館
地域における文化創造活動の拠点施設として、圏域の住民に質の高い芸術文化に触れる機会の提供と、住民の創作活動や発表の場の提供を通じ、美術的な視点から個性豊かな圏域文化を創造しようとする目的で、1994年開館。展示室(企画展示室・圏域ギャラリー)。常設展や圏域内に内在する文化資源を公開するアークギャラリー、ハイビジョンギャラリー。小規模な個展の場・コモンホール、図書閲覧室、レストラン、ミュージアムショップなどで構成されている。

http://www.riasark.com/

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