東京展

しのくに「旅人へ」合唱 お披露目会

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しのくに「旅人へ」合唱 お披露目会

日時 : 2013年3月30日(土)14:00~14:30

音楽ユニットしのくには、震災後、牡鹿半島は石巻市桃浦(モモノウラ)、荻浜(オギノハマ)の地域の方々と唄を通して交流があります。そして現在、地域の方々、地域とご縁のある方々と共に、合唱曲「旅人へ」のレコーディングを行い、音源を制作中です。
今回は、地域とご縁のあるレコーディング参加者のみなさんと一緒に合唱のお披露目と、しのくにによるトークを行います。お気軽にご参加ください。

 
「旅人へ」という曲は、実は震災以前にかいたものです。
親しい友人の旅立ちへ向け、ただ「待つ」という一つの愛情を示すための曲で、
いずれ帰ってくるであろう人を「待つ」幸せをテーマにしていました。

わたしたちは毎日、小さな旅を繰り返します。
震災後、待っていてくれる人たちの存在は何にも代え難いものだと、
より強く感じるようになりました。

訪れた桃浦、荻浜には、多くの「待つ」人たちがいました。
震災によって故郷を離れなければならなくなった人たち。失われた建物、風景。
元の姿を取り戻すために活動する人たち。

子どもたちや親御さん、先生方との交流の中で、
旅立つ人も待つ人も、お互いを想い合うことができれば、
悲しみを超えた何かを生み出す力になるのではないかと感じるようになりました。

荻浜小学校の元校長先生から、子どもたちは唄うことが大好きだから何か唄を録音して残したい、
というお話を伺い、このレコーディング企画は生まれました。

 

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<レコーディングの様子/荻浜小学校の元校長(現 渡波小学校校長)と生徒たち>

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<レコーディングに参加したみなさん>

総勢40名による合唱曲、とてもにぎやかで楽しい作品になっています。

当日は、桃浦、荻浜を応援するみなさんと共に唄います。
みなさんにとってこの唄が、小さな幸せを日常のふとした瞬間に感じるきっかけになれば幸いです。

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しのくに  
http://www.shinokuni.com/
松村志野(Vo)と齊藤邦彦(G&Vo)による唄ユニット。
カフェやバー、結婚式での演奏や野外フェスティバルに出演するほか、演劇の生演奏や教育ビデオ、ショートフィルム、CMの音楽制作など、幅広く活動する。近年は朗読表現に力を入れている。

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