東京展

鴻池朋子(現代美術家)「ミミオ図書館について」

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鴻池朋子(現代美術家)「ミミオ図書館について」

日時 : 2013年3月24日(日)19:00~20:30
会場 : コミュニティスペース

寄贈絵本と展覧会でつくる旅する図書館プロジェクト「ミミオ図書館」の発起人であり、今日の現代美術界を代表するアーティスト 鴻池朋子さんをお招きし、ミミオ図書館の活動やアーティストとして震災復興支援に関わる想いなどをお伺いします。
モデレーターは、「石巻ブックエイド 一箱古本市」やまちづくりリサーチプロジェクトに携わる石巻2.0の阿部睦美さんです。

 
ミミオ図書館 / VOLCANOISE
絵本とともに移動する宿(ロッジ)。
アーティスト・鴻池朋子が発起人となり、読者の読者のエピソード付きの絵本を全国から募集。各地より集まった絵本は、2011年12月に宮城県の石巻市図書館にて、『ミミオ図書館』として初めて公開。その後、宮城県女川町でも公開されたほか、福島県田村市船引でも開催が予定されている。絵本にはどれも「寄贈者のことば」が添えられている。『ミミオ図書館』は、移動先の土地やその場に関わる司書・来場者によって変化する。絵本の閲覧だけではなく、現代アーティストによるアニメーションや現地の古いフィルム上映、司書による絵本の読み聞かせ、工作など多彩な企画が行われた。今後も東北のさまざまな場所で開催していく予定。
http://volcanoise.com/hugjapan/

 

kounoike

鴻池朋子/こうのいけともこ
1960年秋田県生まれ。東京芸術大学日本画卒業。現代の神話を壮大なインスタレーションで表現し国内外で高い評価を得ている。2005年「物語」シリーズを東京都現代美術館、森美術館で発表。’06年「第0章」大原美術館個展、「The Scarecrow」アヴァロフ美術館(ギリシャ)、「Rapt!」CCP(オーストラリア)、’08年広州トリエンナーレ(中国)、’10年釜山ビエンナーレ(韓国)、ドレスデン州立美術館(ドイツ)「KAMI.Silence-Action」展他多数。’09年「鴻池朋子展 インタートラベラー神話と遊ぶ人」東京オペラシティにて大規模な回顧展を開催(霧島アートの森、巡回)。’11年個展「Donning Animal Skins and Braided Grass」Gallry Hyndai(韓国)。’12年パブリックアート「Wild Things」(港区立たかはま保育園・港南子ども中高生プラザ・区民恊働スペース複合施設)。

 
モデレーター

mutsumiabe

阿部睦美
広告代理店で働きながら、震災以降の石巻で、コミュニケーション勉強会、STAND UP WEEK2012 石巻ブックエイドや長期的なまちづくりのためのリサーチプロジェクト「地域環境計画」に携わる。nippon collaboratoryというウプロジェクト名で伝統こけしの海外展開事業など、マーケティングの専門知識を活かして日本の潜在的文化価値を発信し、被災地の自立につながり支援のあり方を研究する。
現在は、被災地で本のコミュニティスペースをつくるプロジェクトを進行中。

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